習い事と努力

 

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子供が小4になった時、今まで通っていた学童保育に行けなくなってしまい(学校併設の保育料の安いタイプだったので在籍保証期間は3年生までだったのです)、いまから別の学童保育に入るほどではないけれど、私が帰ってくるまで暇すぎるのもちょっとあれだよなあ、と思って始めたのがスイミング。学校のお友達もたくさん習っていて、評判も悪くなかったので間違いはないだろう、それに今から団体競技だと(サッカーとか野球とか)うまい子が大多数で人間関係も出来上がってる中入っていくのはつらいだろうし、塾も一瞬考えたけれど、小学生のうちはそんなに勉強もさせたいわけではないのでチャレンジで十分だし、書道も良さそうだけど本人たちがイマイチ乗り気ではないし、なにしろ泳げるのってとてもいいことだし(実は私は無様なクロールがなんとかできるだけなので、万が一のときには溺れて死んでしまう)と思い、そんなこんなの消去法でスイミングを選びました。

泳ぎに関しては、神奈川県内にある息子たちが通う小学校だと水泳の学習時間は1年で10時間弱しかなく、これでは誰も泳げるようにならないので少し心配だったのです。

 

さて。スイミングスクールと言えば定期的にテストをして進級していくイメージくらいしかなかったのですが、もちろん息子たちが通っているスクールもそう。はじめはなんとか浮けるくらいで、4級からスタートして、5級、6級と順調に進んで行ったのですが…

ここにきて、二男はスランプ。仰向けに浮いてキックをしながら進むという、背泳ぎ手の動きなし、みたいなのが、なぜか沈んでしまってうまく進まないそう。緊張しがちな二男、動きが硬い様子が想像できます。

今まで、スイミングは楽しい!!といっていた二男でしたが、ちょっと行きたくないなぁ…と言うようになってしまいました。

そう、忘れていたけれど、何か新しいことをするって、何もしなくても順調にいってるうちは楽しいけれど、簡単に行かなくなってくると、辛くなるものですよね。でも、ここをのりこえないと泳げるようにはならない。できたら大変なことにも取り組んで、乗り越えていってほしい。こつこつ続けることで、大抵のことはできるようになるのだと知ってほしい。

ただ、私のいない時間をつぶすために通わせたスイミングでしたが、こんな風に、人生に役立つ普遍的な何かを学んで欲しい、と思うようになってしまいました。

 

二男の話ばかりしましたが、なぜか長男のほうは何事も器用にこなしていくんですよね…勉強は二男のほうが得意だけれど、それでも長男は苦手なことをさらっとかわしているのに不思議と怒られない、テストでもギリギリ褒められるくらいの点数を取る、という感じ。そしてかわいげもあり人に好かれる…

人生ってほんと不公平ばかりですね。それでも、二男には、習い事などを通して、努力でできることってたくさんある!と気付いてもらって、努力できる人になってほしいなと思っています。