読書感想「まさか発達障害だったなんて」
自分に子供が出来てから、この子はもしかしたら軽度の発達障害かもしれないな、と思うことがよくあります。すごく苦労しているわけではないんですけども、1人の子は片付けが出来ないし、学校への提出物の出し忘れがひどいし、集中力がなさすぎる。もう1人の子は空気が読めなすぎる、心配性すぎる、とか。機会があったら診察してもらいたいなぁ、なんて。
そんなこともあり、あとどなたかの読書感想文を読んで、なんとなくこれを読み始めました。作者の1人、さかもと未明さんは、いつか飛行機で泣く幼児にキレた発言で炎上してから気になっていたんですよね。
これほどではないにしても、症状のいくつかは自分にも当てはまるところもあり、もちろん子供にも当てはまると思うことがあり、とても他人ごととは思えなかったです。
ただ、そうはいっても私も子供も「普通に生活できるレベル」。想像を超える大変さだっただろうなと思います。
みんな、自分の生まれる場所も顔も性格も属性も選べない。努力ができるかだって才能の一つ、と思うとあまりにも救いがないのですが…。(私ももっと美人に生まれたかった!)
でもさかもとさんは素晴らしいパートナーと巡り合えたようで良かったな、と。人生に救いはあるのかもしれない。
それから、自分の身近な人がこういうことで悩んでいたら、少しでも助けてあげられるような人になりたい。難しいと思いますが、そう思いました。