ユジャ・ワンのピアノが凄かった

先日、久々にクラシックのコンサートに行ったんですが、1曲目がオーケストラのピアノコンチェルトで、そこで聴いたピアノがすごーく良かったです。ユジャ・ワンという中国人のピアニスト。

 

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10センチ以上あるピンヒールで登場、脚が透けるロングドレス。近くで見ていたらドキドキしそうですが、演奏が始まったら、そのテクニックに呆然としてしまうほど。なんで指があんなに早く動くんだろう。パワフルな演奏なのに、ゆったりした曲ではとてもエレガント。友人にオススメされて初めて聴きましたが、今度CDを買って聴いてみようかな。
 
ユジャ・ワンでもうひとつ思ったのが、お辞儀が変わっています。ぴょこん、と大きく腰から折れて、すぐ戻る。バネみたいです。セクシーなのにチャーミング、そしてピアノのあのテクニック…うーん、すごいなあ。
 
ロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団の演奏も当然ながらとても良かったです。演目はチャイコフスキーの悲愴。第三楽章がじゃじゃじゃじゃん!という派手な終わり方なのに、最後はとてもさみしい感じで終わる悲愴…
 
 
今度はベートーベンのはでーな交響曲が聞きたいなぁ。
 
東京芸術会館はほぼ満席でした。クラシックを聴く人って結構多いのですよね。
 
クラシックのコンサートはアンコール含め2時間強。映画も舞台もそう。一度行くと、またすぐ行きたい!と思いますが、一度間があくと、どっこいしょ、という感じになるというか、少ししんどく感じるというか。相応にお金もかかりますし…(今回はA席で12000円でした)
 
時々こういうのいくと、脳が活性化するというか、刺激があっていいなと思います。漫然といた生活にちょっとアクセントを、ね。
 
そう。クラシックのコンサートって、意外全然敷居が高くないんですよ。上手な演奏を生で聴くってとてもいいものです。
 
初心者の不安を取り除いてくれるこんな本もありました。