インフルエンザ2014

22日、会社についてメールチェックがおわった10時20分ごろ(10時出社なのです)に二男の担任の先生から電話。

そういえば朝、ご飯は途中で食べるのやめていたな・・・と嫌な予感がしたのですが(学校からの電話は基本的にお迎えコールとはわかっていてもいつも身構える)案の定、熱が37.8度あるので迎えに来てくださいとのこと。

でもこんな電話も思えば1年くらいはなかったかも、しかも問答無用で会社にかけてくる保育園と違って、小学校の先生は携帯にかけてくれる。これだと会社の人にお迎えコールが伝わらないので良し悪しではありますが。。。

 

10時半に会社を出て、(全く何しに会社来たんだ私は・・・)と思いながら1時間近くかけて息子の学校の保健室にいくと、いつも元気な二男がぐったりして寝ていた。帰ろうと言っても具合が悪くて動けない、という。でももう22キロもある息子をだっこはできないし、私は運転もできない。タクシーを呼んでもなかなか来なそうな立地、しかも歩いて家まで徒歩7分ほど。なんとかなだめすかして歩いて帰ることにしたものの、つらいのか二男は泣いていた(泣くなよ。。)。

 

その後も具合が悪いと言って、家の中でも移動をしたがらない。2階のベッドで寝よう?といっても動きたがらない。2階くらいまでなら私がだっこできるか、と覚悟して抱っこしようとするとものすごく嫌がられて自分で歩いた。二男は難しい年頃で最近はどうも仲が悪い。

熱も38度を超えてる。インフルエンザが頭をよぎるけれど、ちがうかもしれないし、もしそうだとしてもかかったばっかりだと反応でないだろうし、と病院に行きたい気持ちを抑える。タクシーを呼んで行ったとしても、小児科に上る階段、小児科内、抱っこで移動するのは困難だろう。人はできないことを目の前にすると、できない理由を正当化するのね、と苦笑いする。

 

グーグルで「インフルエンザ 症状 子供」と検索すると私のようなひとが質問してるオウケイウェイブの質問がたくさん出てきてうんざりする。小町もOKwaveも確実な情報を得たい有事の時には不向きだと思う。とりあえずそのまま寝かせることにして、近くのコンビニでプリンとゼリーとヨーグルトとポカリを買い込んできた。

 

3時過ぎに長男が帰宅。学童に行かなくてもよくなったので喜んでいるようだ。二男が微妙に起きていて、私がどうしようかなぁ、と言ったら、僕が寝るまでそばにいてあげるからママは仕事してていいよと力強い言葉。移るからやめたほうがいいと言いそびれてしまった。

 

4時には二男は寝て、長男が下に降りてきたので、宿題とチャレンジ(通信教材)をやったら何でも好きなことしてていいよと言う。なのでこの間録画しておいたワンピースのフィルムZを見ていた。

時々2階に二男の様子を見に行っても寝てるか、具合が悪いですよ僕、と言う顔で目を開けているだけ。さすがにかわいそうだなーとポカリを差し入れしたり、オランジーナを飲ませたり。水分しか摂取したくないようだ。

なのにいきなり7時前に1階に下りてきて妖怪ウォッチと言うアニメを見たいという。ゲームにもなっているこのアニメ(最近はゲームとアニメが同時に始まることが多いみたい。最近の傾向なのかはよく分からないけど、売上を上げるという意味でよくできた仕組みだと思う。)が二男は大好きなのだ。こういう執着心はすごい。アニメが終わって、途中だったワンピースに画面を戻すとそれもぼんやり見ていたが、それが終わるとまた苦しそうにするので着替えて寝ようと提案するも、具合が悪くて着替えなんてできない、と泣かれる。じゃあそのままでいいよ、頑張って歩こう、と二男を2階まで連れて行って寝かせた。

 

1階に戻ると長男が甘えモードになっていた。二男に手がかかると長男がたいていこうなって、気持ちはわかるけどうんざりする。でもここでうんざりさを表に出しても誰にもいいことがないので長男を膝に乗せて宿題で来て偉かったね、Sちゃん(弟)にやさしくできて偉かったね、といろいろ褒めてみる。一緒にもう少しテレビを見て、お風呂に入るように言って、長男も9時に寝かせた。

 

そのあと親に電話して、子どもがインフルエンザかも、と伝える。早く病院いってタミフル飲ませた方がよかったかな、でも私の体力と能力じゃ連れていけそうもなかった、と落ち込んでいる私に、明日の朝行けば平気だよと言ってくれる。母は優しい。こういう時、親にも夫にも頼れない人はどうするんだろう、とちょっと思うけど、単に私が甘えすぎなのかもしれない。

しかも明日の朝に父親が家に来て、二男の面倒を見てくれるらしい。私が明後日学校行事で休みを取ってあるので、明日休むと連休になってしまうのを懸念していたことを受けてのことだ。65歳の父親が高速を飛ばして1時間半かけてきてくれるに値する仕事か?とも少し思うけれどそこまで考えないことにする。親はとにかく私に甘い。もう34なのに。

 

次の日(23日)朝一病院に行くと、すぐインフルエンザ検査してくれて、5分もかからず「インフルエンザA型ですねー」と言われた。やっぱり。最近は発熱してから5日経過+解熱してから48時間経過、と言う条件を満たさなければ学校にはいけないので、22日から数えて26日の日曜まではどうにもならない、25日の朝に熱が下がっていれば27日の月曜日からは行けるか。と計算する。

タミフルを処方してもらい、二男を父に任せ仕事に向かう。

 

懸念点がふたつ。

長男に移っていないか、私に移っていないか。夫は家に深夜しかいなくて子供と接してないので多分大丈夫だろう。

私・・・は多分大丈夫な気がする。二男にさけられていたのであまり密着していないし、いつも以上に手洗いをして、食べるときや顔を触るときはアルコールで消毒しているし。問題は長男だ。発症するのであれば24日のうちにしてくれれば、来週の火曜29日からは学校に行けるか、すると月曜と火曜の両方あるいはどちらかに親が来てくれれば・・・。相変わらず天にも祈るし、親にも頼る。

 

そして今日。24日。予想を裏切らず、具合悪い、と長男。でも熱はまだ37度台で微妙。ずる休みの域もでないかもしれない。逆にタミフルを飲んだ二男はすっかり元気を取り戻した。

さてこれからどうなることやら。