長年の憧れの、リストランテヒロに行ってきた
私が大学生くらいの頃、イタリアンブームみたいなのがあって、ラ・ベットラの落合シェフや、リストランテ・ヒロの山田シェフ、アルポルトの片山シェフなど有名シェフの出てくる料理通信などの料理雑誌をよく読んでいました。その頃飲食サービス業にすごく興味があったんですね。
でも横浜の大学生だったので、都内のレストランは遠いし高いし、とどうも敷居が高かったのですが、それから10年以上たった今、そういったレストランにちょこちょこ行けるようになりました。大人になってよかったことってこういうことかな。ウフ。
当時はリストランテ・ヒロのシェフのパスタの本を買って作ったりしていました。
で、そんなリストランテ・ヒロに行ってきました。
リストランテ・ヒロ 青山本店 - 表参道/イタリアン [食べログ]
残念ながら現在は山田シェフではなく、関口さんという若い(といっても40歳位かな)がシェフを務めているそうです。この方もスペインで修行したりして、素敵な料理を作っているのだとか。楽しみ!
今回はジャパン・レストラン・ウィークというイベントだったので特別メニュー7,000円コースだったのです。
ムール貝の白ワイン蒸し
ムール貝って美味しいのね
ガスパチョうに乗せ
ガスパチョが濃くておいしいけど、ちょっとうにの存在感が薄くなってしまう気もしました。おいしかったですけど。
ポルチーニ茸とサマートリュフのパイ包み焼き
これが一番美味しかったかな。すっごくいい香り!
イタリアンといえばパスタ。
ナスとモッツアレラチーズのトマトソーススパゲッティ。
これもおいしかった。できたらパスタもう1品食べたかったな。
メインはフランス産鴨のロースト。こういうのだとイタリアンなんだかフレンチなんだかわからなくなってきますね。
デザートの前に桃のソルベが出て、それはなんともものピュレに液体窒素を入れてその場でソルベにするというもの。すごい。写真はない。
デザートはロールケーキ。わたくし誕生日が近いのでバースデー仕様で名前をいれていただいたので、一応写真はなしで。でも、ロールケーキがぺろっとお皿に乗っているだけだったので、なんつーかもっとフルーツでも飾ってくれればいいのに、と思ってしまった。フレンチだったら絶対そうするだろうけど、イタリアンだからかな?(実質本位というイメージが有る)
ジャパン・レストラン・ウィークの7,000円コース、確かに安いコースでも8,000円からなのでお得はお得なんですけど、内容は8,000円コースの方は明らかに良くて、これ、1,000円以上の差があるよね?と思ってしまいました。
まあでも美味しかったし、量もちょうどよくてよかった。女性のサービスの方もとても親切でした。私がワイン3杯、相手がソフトドリンク2杯で、合計23,000円弱。まあまあじゃないでしょうか。
ちょっとびっくりしたのは、水曜とはいえかなり空いていたこと。食べログでも点数高いのに。私がすごく気に入っているイタリアン、シチリアーナ・ドンチッチョはやたら活気があるんだよな・・・あちらはトラットリアとはいえ金額も対して変わらないのに。いまは漠然とした「高級イタリアン」より「シチリア」など地域に特化したレストランのほうが受けがいいのかもしれないなあ、などと思いました。